しゅうぺいの学びログ

本から学んだことをもっと世界に広めたい。小説・ビジネス書・TEDの感想などを綴ります。

小説

漫才師と文学の出会い 『火花/又吉直樹』

『火花/又吉直樹』を読みました。 冒頭の文章がかなり文学的な雰囲気なので敷居が高そうにも見えますが、物語は漫才師のお話なのでなじみやすいです。 芥川賞をとるにふさわしいか?文学的に優れているか? そういったことはあまりよくわからないんですが、…

切なさの中に笑いあり ほっこりできる物語 『陰日向に咲く/劇団ひとり』

『陰日向に咲く/劇団ひとり』を読みました。 こんな人におすすめ ちょっと笑って、ほっこりしたい人 『ラッシュライフ/伊坂幸太郎』『ドミノ/恩田陸』をおもしろいと思った人 陰日向に咲く 作者: 劇団ひとり 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2006/01 メ…

ぼくは勉強ができたほうがいいと思う 『ぼくは勉強ができない/山田詠美』

『ぼくは勉強ができない/山田詠美』を読みました。 タイトルが印象的なので以前から読みたいと思っていた作品でした。 こんな人におすすめ 学校が嫌いな人 「みんなと同じ」に疑問を感じる人 ぼくは勉強ができない (新潮文庫) 作者: 山田詠美 出版社/メーカ…

思い出って、思い出すたびに輝きを増す 『砂漠/伊坂幸太郎』

『砂漠/伊坂幸太郎』を読みました。 こんな人におすすめ 時間を持て余した大学生 日常を抜け出して青春のあの頃にちょっぴり戻りたい人 元気がほしい人 砂漠 (新潮文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/06/29 メディア: 文庫 購入:…

3年で世界が終わったとしても後悔しない人生を生きる 『終末のフール/伊坂幸太郎』

『終末のフール/伊坂幸太郎』を読みました。 こんな人におすすめ 繰り返しの日々にあきあきしている人 楽しいだけの小説じゃあ物足りない人 終末のフール (集英社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2009/06/26 メディア: 文庫 購入: …

手紙で物語をつむぎだす 『恋文の技術/森見登美彦』

『恋文の技術/森見登美彦』を読みました。 こんな人におすすめ 手紙を書くひまがないほど忙しい人 「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」の世界観が好きな人 くだらないことで笑いたい人 ※ すこしネタバレあり 恋文の技術 (ポプラ文庫) 作者: 森見登美…

表紙は怖いけどあったかいんだから 『暗いところで待ち合わせ/乙一』

『暗いところで待ち合わせ/乙一』を読みました。 暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫) 作者: 乙一 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2002/04 メディア: 文庫 購入: 11人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (440件) を見る

よいこの君主論 感想

『よいこの君主論』を読んだので、その感想です。 再読ですが、何度読んでも笑っちゃいます。 それくらいおもしろいです。おすすめです。

夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦) 感想

僕がこれまで読んできた本の中で、一番好きな本です。 もうかれこれ、3、4回は読み直してるかな・・・ そんなおすすめの本を紹介いたします。

秘密(東野圭吾) 感想

ある事故がきっかけで、娘の中に亡くなった母親の魂が宿ってしまったことから始まる物語。 この設定は僕にとってはおもしろく、ストーリーの枠組みとなるアイデアはよかったと思います。

光媒の花(道尾秀介) 感想

友達のおすすめということで読んでみた本。 道尾秀介さんの著書の中では、これまでに、 「向日葵の咲かない夏」と「カラスの親指」を読んだことがあります。 同じ作者とは思えないほどテイストが違うので、 とても驚いたのを今でも覚えています。 「光媒の花…