Google検索は全能か? 今こそ知っておきたい検索結果の真実
『Eli Pariser/Beware online "filter bubbles"』を紹介します。
インターネット社会の「倫理的」問題を指摘したプレゼンです。
ここ数年でApple,Google,Facebookなどの企業は国家をも凌駕し始めています。
これからの時代を生きていく者として、このプレゼンで得られるアイデアは知っておきたいものです。
プレゼン視聴時間:10分
【学び】
・新聞・テレビなどのメディアの門番(情報をコントロールする者)は編集者。
・インターネット社会におけるメディアの門番はアルゴリズム。
・検索で表示される情報でさえもバランスが偏っている可能性がある。
・自分がネットで得ている情報は偏っていないか、というクリティカルな姿勢を忘れないようにするべき。
【感想】
テレビ・新聞などの情報に対しては、「編集された情報」であると時々意識することがあります。しかし、ネットの検索結果にさえもそれが当てはまるというのは、新たな知見でした。まさに『Ideas worth spreding/広める価値のあるアイデア』だと思います。
現代は、Apple,Google,Facebookといった、企業が世界を、時代を創っていける時代です。そうした世界・時代のバランスを保つために私達ができること。それは、情報はアルゴリズムによってカスタマイズされていると「知る」ことなのだと思います。そして、そうした知識・考えをもつことこそが帝国と呼べるほど大きくなった企業に対抗するための手段なのではないでしょうか。
【TED✕短歌】
情報は編集されるとまずは知れ
みんなで保つ情報の倫理