しゅうぺいの学びログ

本から学んだことをもっと世界に広めたい。小説・ビジネス書・TEDの感想などを綴ります。

TED "Am I dying?" The honest answer. (Matthew O'Reilly)

 

話し手のMatthew O'Reillyさんの実体験に基づいた5分ほどの短いプレゼンテーションです。

 

「死」を目の前にした人々のリアルな姿が語られ、たった5分ほどのプレゼンにも関わらず、すごく考えさせられました。

 

他人の死に直面した時に、その人にどんな言葉をかけてあげられるだろうかという視点でプレゼンは話されます。でも僕としては、自分が「死」に直面したときに何を思うだろうかということを考えてしまいました。

 

「もっと子供たちや孫たちと過ごせばよかった。自分のために時間を使いすぎた。」

 

プレゼン中で紹介されるある年配男性の、死を目前にした後悔の言葉です。

 

この言葉にはすごくリアリティがあって、僕の心に一番響きました。

 

僕はまだ20代で、「死」について考えるには早すぎるかもしれないし、自分の家庭をもつのもまだ先の話です。でも、こんな風な後悔だけはしたくないと強く思っています。

 

過ぎ去って、失ってから本当の大切さ・大事さに気付く。それを頭では分かっていても、行動に移して「今」を変えていくとなると、なかなかできないものなんですよね。

 

自分が本当にやりたいこと、実現したいことをよく考えて、「今」という瞬間を全力でいきるべきなんだと再確認させてくれるプレゼンでした。

 

受け取ったものと、プレゼンターの意図・伝えたかったことは若干ずれている気がします。

でも、自分なりに考えるきっかけになったので、よしとしましょう。